大学駅伝、応援する会

いろいろなこと語ってます

神奈川大学〜箱根駅伝 展望〜

2018年
第94回東京箱根間往復大学駅
優勝候補:神奈川大学

今年の箱根駅伝で最も大会を沸かせたのは、神奈川大学なのではないでしょうか。チームは12年ぶりのシード権、そして大エースの誕生。今年のチームは神奈川大学史上、最も勢いのあるチームです。出雲駅伝では大エース鈴木健吾を外し、6位という結果に終わってしまいましたが、全日本大学駅伝では戻ってきた大エース鈴木健吾と共にチームが一致団結し、優勝。一気に箱根駅伝優勝候補にあがったチームです。

課題1.プレッシャーとの戦い
結果を出した、今年の箱根駅伝全日本大学駅伝は、いずれも前評判が良くなく、今年の箱根駅伝はシード権は厳しいという雰囲気、全日本大学駅伝では優勝争いは厳しいとの見方をされていました。しかし、両方とも前評判を上回る大快走。ミスなくそつなくこなしていった結果だと思います。けれど、出雲駅伝鈴木健吾がいない中で事前の記録会で好記録が連発したことにより優勝候補と言われていました。しかし、その中で6位。1区の山藤選手は2位で良いスタートダッシュを切りましたが3区の鈴木祐希選手がズルズルと順位を下げてからはチームが勢いに乗ることはなく6位。はっきりいって、プレッシャーに弱いような気がします。全日本大学駅伝はアンカーで鈴木健吾選手がいることにより、先頭と僅差であれは勝てるという安心感もあり、なんとか繋ぎました。しかし箱根駅伝は2区の序盤にアドバンテージをつくることになるので、それをきっちり守らなくてはいけません。往路優勝は射程圏内ですが、総合優勝は少し厳しいのではと思わされます。

課題2.山への不安
5区が不安要素としてある神奈川大学。昨年の5区を走った大野選手は14位。優勝するには、それ以上の順位が求められます。候補は登りの準備をしている?荻野選手か、今年8区で快走した大塚選手のどちらかでしょうか?ただ経験も浅いので、どこまで山を走りきれるかというのが勝負の要になるでしょう。5区は稼ぐことは出来ないので、とりあえず逃げ切るというのを考えたいです。まあ、4区で先行されてしまったら優勝は無いと思います。なので、5区までにしっかり先頭で繋ぐというのを前提ですので、そこまでは粘って欲しいです。


優勝候補の理由は?
他校に大エースがいないというのが大きいですね。鈴木健吾と同等に勝負できそうなのは、日本人だと駒沢の工藤有生か順天堂の塩尻和也くらいですね。それでも30秒以上のアドバンテージがあると考えられます。追う方は前に行かなくてはいけないというプレッシャー、責任感に追われますが、追われる側は抜かされないように落ち着いて入ることができます。繋ぎ区間が昨季よりも充実してきたので、今年は優勝候補としてのプレッシャーさえ乗り越えれば勢いで優勝も視野に入ります。今年が優勝できる唯一無二のチャンスです。去年は山で失速し、その後なんとか持ち直しました。今年、全日本大学駅伝で優勝したことにより総合力を持って勝負できるところを見せつけました。大きな難題はプレッシャーです。この大きなプレッシャーに打ち勝てるところが重要になってきます。今年の神奈川大学は勝たないといけない年です。チャンスのあるときに勝たないと勝てるチャンスは巡ってきません。鈴木健吾、そして現4年生が強力なので来年以降は厳しい戦いを強いられることが予想されます。ただこのチャンスをものにできれば、神奈川大学は強力なチームとなるでしょう。

青山学院の勝てるオーダーを考えてみた!〜箱根駅伝ver〜

青山学院の勝てるオーダーを考えてみました!
1区田村和希
2区鈴木塁人
3区橋詰大慧
4区森田歩希
5区貞永隆祐

6区小野田裕次
7区神林勇
8区下田裕太
9区竹石尚人
10区吉永流聖

往路優勝が出来ないと総合優勝が厳しいと考え、とりあえず1区で出遅れない区間配置をしてみました。田村選手は暑さに弱いので、他の往路区間に回すのは危険と考え、この区間配置にしてみました。ただ、ここでエースを使うからには30秒以上後ろと離したいところですね。2区は鈴木選手です。きっとここで1分以上、神奈川大学にリードされると思います。しかし来年以降のことを考えると下級生を置きたいところではあります。3区は橋詰選手。本人も希望してるようですし、私も1番3区が適任かと思います。ここで1分でも詰められたら良いです。4区は森田選手。安定感抜群の彼に今年こそ区間賞を取ってほしいです。5区は貞永選手ですが、彼が本調子でないというと、もうここに下田選手を置くしかないかなと思います。6区は異論なく小野田選手。むしろ他にいません。7区は神林選手。世田谷ハーフで入賞したことにより、20kmへの対応力もみせてきました。スピード力のある選手なので走りやすい7区で箱根デビューしてほしいです。8区は下田選手ですが、最悪ここは、世田谷ハーフで快走した林選手でも良いかなって思ってます。9区は竹石選手です。全日本大学駅伝を見ると使わないのはもったいないような気がしました。ただ、ここは調子によっては前々回走った中村選手もありです。10区は主将ですが、過去3回の優勝の中で青山学院はキャプテンを走らせてます。なので使わないという手は無いのかなって思います。復路よりも往路に力を入れるべきかなと考えております。他校が往路に主力を投入してくると思うので今年の青学を見ると往路で主力を使わないというのは難しいかなと思います。復路は小野田選手から始まり、きちんと先頭でもらったら先頭を守りきれる選手たちです。今回は追う展開が予想されるので、どこまで追い上げ出来るでしょうか。出雲駅伝では力負けし、全日本大学駅伝ではミスが連発し本来の力を発揮できない感じでした。あと大エースがいないことが、大きく響いたところがあります。ただ、箱根駅伝は総合力が重要になります。ここで王者としての意地を見せることが出来るでしょうか。

青山学院〜箱根駅伝 展望〜

2018年
第94回東京箱根間往復大学駅
優勝候補筆頭:青山学院大学

初優勝から現在箱根駅伝三連覇中の青山学院大学。今年は山の神もおらず、戦力低下が叫ばれていましたが、それでも総合力で勝利。選手層も厚く、絶対的王者です。ただ、今年度は出雲駅伝2位、全日本大学駅伝で3位とここ数年の中で最も苦しい時期に入ってます。

課題1.エース不在という現実
今年の青山学院にとっての難題はエース不在というところ。田村和希選手と下田裕太選手の二枚看板は学生長距離界のトップランナーですが、今後のことを考えると、この2人以外の選手の中でエースといわれる選手が出てきてほしいです。今の3年生は実力者が多いですが、主要区間区間賞を取れるような選手はいません。それを含めて考えると2年生の鈴木塁人選手がエースとして活躍してほしいですが、全日本大学駅伝でも好走でしたが区間4位…。他のチームがエースを温存してるところが少なかったところをみると、もう少し結果を出して欲しかったところですね。せめて58分台はいってほしかったです。うーん、2年生と実績を含めても鈴木選手が箱根駅伝で2区を走ったら、1時間8分台が限界だと思います。でも、それ以上速く走れる選手は3年生以下だと見つからないので、2区以外の区間でどれだけ稼ぐかということが大事になってきそうです。
課題2.見つからないスターター
昨年度からスターターが青山学院が見つかってません。スローペースになった今年の箱根駅伝で秒差で梶谷選手が粘ったの以外は全て1区で出遅れています。出遅れたあとは2区にエースを置いて、なんとか遅れを取り戻していたが、箱根駅伝では2区を区間賞レベルで走れる選手は青山学院にはいません。そのため、出遅れは厳禁。1区で1分近く離された場合は往路優勝は無いと思います。スローペースならついていける選手はいますが、ハイペースになると、相当振り落とされそうな感じがします。そして他校もそのことを理解しているので絶対にハイペースに持ち込みたいでしょう。


それでも優勝候補筆頭なのは?
それでも優勝候補筆頭です。理由の1つめは経験値です。箱根駅伝優勝経験者は青山学院大学の選手のみです。この経験、そして20kmのロードに対しての安定感は他校よりも群を抜いています。この前行われた世田谷ハーフも青山学院の選手たちが上位に入っていたところを見ると実力通りいけば優勝は確実でしょう。もうひとつは箱根駅伝で三連覇で終わった大学はひとつもなく三連覇したら確実に四連覇するというジンクス。うーーーん、この2つくらいですかね。あとは監督の采配です。出雲駅伝全日本大学駅伝ではあまり良い采配ではなかったので、箱根駅伝ではバチッと決めてほしいと思います。あとはミスなく繋げるかどうか。ミスをしてしまったら、その瞬間に負ける非常にハイレベルな戦国駅伝になった今年度。青山学院も油断した隙を見せたら箱根駅伝優勝は無いです。青山学院は箱根駅伝で優勝できるチャンスが確実にと言い切れるのは今年度までだと思います。新戦力が微妙に伸び悩んでいるのが不安視させます。今後のためにも、ここがひとつの勝負どきになりそうです。

箱根駅伝の展望 復路

では、復路の展望をしていきます。

復路 箱根・芦ノ湖→東京・大手町 5区間/109.6km

6区 20.8km
いわゆる山下り区間になります。ここも山登り同様に適性がないと難しい区間です。ここを速く走れる人にはある特徴があります。それは前傾姿勢で走れる人。ほとんどの選手は前傾姿勢になれず、後傾姿勢になってしまいます。後傾姿勢だと足が前に行ってしまうため、足の裏の皮がむけやすいのですちなみに今年まで山下り王子と言われた秋山選手や今年山下りで見事な快走を見せた佐藤選手は足の皮が一切剥けていなかったです。走り方がスピードに大きく影響するのがよく分かりますね。今年は秋山選手が前人未到の57分台に僅かに届きませんでしたが、2年連続区間新記録でした。ここは58分台を出せれば区間賞レベル。59分台であれば、区間上位ということになります。優勝候補の青山学院は小野田選手という秋山選手がいなくなり区間賞候補筆頭がおり、東海大学は中島選手、神奈川大学は鈴木祐希選手などの昨年、区間上位で好走した選手たちがいるので、この区間はこの三校は心配なさそうです。ただ、駒澤大学は山登りの大塚選手が卒業し山下りも今年失速してるので、不安要素ありますね。

7区 21.3km
全10区間で最も走りやすい区間です。ただ前半は細かいアップダウンが続き、気温の変化が激しい区間でもあります。この気温変化により今年の青山学院の田村選手の蛇行もその影響でしょう。繋ぎ区間と言われるこの区間ですが、この区間に力のある選手を置けるかどうかが重要なポイントとなります。

8区 21.4km
前半はフラットな区間ですが、藤沢を超えると遊行寺の坂が待ち構えており、タフなコースです。この区間は日差しも強く脱水症状に陥る選手も多く、ここにどれだけ力のある選手、というよりは暑さに強くタフな選手を置くことが大事であります。ここでブレーキすると、あとの2区間に大きな負担になります。青山学院がここに下田選手を置くようなことがあれば、他の学校に打つ手はないでしょう。

9区23.1.km
いわゆる復路のエース区間です。前半の権太坂までは下り区間、後半は平坦なフラットな区間です。ただ距離が長いため、区間配分が重要となります。ここ数年は往路で勝利したチームが勢いそのまま勝利することが多いですが、10年前までは復路で逆転するパターンも多く、特にこの9区で逆転することが多かったです。今年は優勝争いが激化しそうなので復路まで優勝争いがもつれそうです。そのため、この区間は総合順位に大きく影響しそうです。

10区23.0km
1区同様、六郷橋と新八ツ山橋以外はフラットな区間ですが、強いビル風に襲われることも多いです。最終区間で沿道の観衆も多いことから最もプレッシャーのかかる区間です。そのため、上級生の準エースか故障明けの絶対的エースなどの力のある選手が置かれることが多いでのです。順位変動もあるので、ここで一気に順位を下げたり、上げたりなどということもあります。


全10区間の紹介しました。では、これを参照にしながら、優勝候補校の展望を行いたいと思います。

参考文献:Wikipedia 東京箱根間往復大学駅
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/東京箱根間往復大学駅伝競走

箱根駅伝の展望 往路

優勝してほしい学校と、シード権を取ってほしい学校を二校ずつ書く予定でしたが、まず、箱根駅伝の展望をしてみたいと思います。

往路 東京・大手町→箱根・芦ノ湖 5区間/107.5km

1区 21.3km
東京大手町、読売新聞東京本社前から箱根駅伝は始まります。1月2日午前8時にスタートします。この区間で求められるのは先頭の見える位置で襷を渡すということです。ここで優勝候補のチームは引き離したいですし、ライバルチームは食らいつきたいところです。このコースはアップダウンが新八ツ山橋と六郷橋のみ。ここで駆け引きをする選手も多いです。この区間で見られる攻防戦の特徴は3つ。1つ目は牽制し、スローペースで進むこと。今年の93回大会の1区はエースクラスの選手が多くいましたが、スローペースで進み、最後まで団子状態になり、ラストまでもつれ込み、僅差の争いになりました。2つめはハイスピードになることです。91回大会の1区が特徴的ですが、エースクラスの選手たちがしのぎを削る戦いを見せ、他校よりも1秒でも早く襷を渡すために超ハイペースで進み、有力校が先頭争いを繰り広げ、優勝候補が1区の時点で縛られるということです。3つ目はスタート直後に抜け出し、逃げ切りするという手法です。ここで後方がスローペースで牽制していた場合、とんでもない大差がついてしまいます。87回大会の大迫傑が代表例としてあります。そして、この1区の区間記録保持者である佐藤悠基も同じような逃げ切りで区間記録を樹立しました。大迫傑は2位とは54秒差、佐藤悠基は2位とは4分1秒差となりました。ただ、来年については、今年の全日本大学駅伝で青山学院が1区のスローペースな展開に着いていけないという弱さを見せてしまい、駒沢、東洋、早稲田、神奈川の強豪校がハイスピードにも対応できるスターターを見つけてしまったので、ここでハイスピードをつけることで青山学院を引き離すことができます。逆にここで差をつけられないと青山学院が有利な展開になってしまいます。ここが勝負どころであると思います。

2区23.1km
言わずもがな、花の2区です。各校のエースたちがしのぎを削って前に出ていきます。この区間では留学生や日本人トップランナーと呼ばれる選手たちが1時間7分台を出せるくらいのレベルです。ただ、今年のニャイロ選手は区間記録更新も狙え、鈴木健吾選手も1時間6分台を狙える実力があります。因みに1時間6分台を出した選手は渡辺康幸、三代直樹、村澤明伸の三名のみ。まあ、6分台を出せば10年に1人の逸材ということになるでしょう。今年はここに絶対的エースを持って来れるチームは神奈川大学鈴木健吾と駒澤大学の工藤有生、山梨学院大学のドミニク・ニャイロと順天堂大学塩尻和弥、拓殖大学のワークナー・デレセ、ここにあげた選手は確実に2区で好走する選手で、7分台を狙えるレベルです。優勝候補の東海大学青山学院大学はここでいかに粘れるか、突き放されないかが勝負になってきます。ここで神奈川大学山梨学院大学駒澤大学などの有力校にトータル2分以内で収めることが大事になります。2分以内なら、そのあとの走り次第で逆転可能です。この2区は権太坂、ラスト3キロが上り坂の難所となっています。つまりこのラストまでにいかに体力を残しておくことが必須になってきます。

3区21.4km
往路の中でも、最も走りやすい区間であります。遊行寺の坂を下ってからはフラットな区間ではありますが、ただ海風の影響を受けやすいところではあります。4区が短縮されてからは重要区間としての位置付けとなっていましたが、それ以前の4区が短縮される前は繋ぎ区間とされてました。4区が伸び、繋ぎという扱いになりそうですが、個人的には、ここでエースを置き、ごぼう抜きをするという作戦が来年は行われるのではないでしょうか。青山学院と東海大学は2区には絶対的エースがおらず、2区は耐える区間になります。そのため、挽回するにはここで勢いをつける必要があります。今年もここで青山学院の秋山選手の快走があり、優勝への道筋を立てることが出来ました。青山学院は橋詰、東海大学は關の主力級の選手を並べてくる可能性が高いです。優勝を占う上で、ここが1つのポイントになると思います。

4区20.9km
4区は昨年まで唯一の20kmをきる区間で距離に不安のある選手や一年生を起用することが多かった区間ですが、距離が伸び、準エースや主力級の選手を置かなくてはいけなくなりました。この区間編成のため、選手層の厚さが鍵になるようになりました。ここに力のある選手を置けるチームは優勝に近づきます。青山学院は今年、この区間を走り区間2位と好走した森田歩希を使うことになりそうです。東海大学は個人的には鬼塚を使うのを希望します。前半に細かいアップダウンが多くスピードよりもタフさが求められるコースです。来年山登りに関しては現時点では今年快走した選手が優勝候補の大学にはいないのでここでトップに立てた大学が比較的有利です。最低でもトップと1分差であれば優勝も見えてきます。ただし、ここで山の神が現れた場合は3分の差であれば逆転可能区域です。しかし、現時点ではその候補が見当たらないので4区までに差をつけてトップに立つことが往路優勝の条件になりそうです。

5区20.8km
距離が伸びてからは逆転区域となっていた5区。実は5区が伸びてからは92回大会以外は5区で区間賞を取ったチームが往路優勝しています。ただ、区間が短縮されたため、そこまで重要度は高くありません。ただ、順位が変動しやすいことには変わらないので、ここで区間上位で走れる選手がいることが置けることが大切です。しかし、この区間は適正を見極めるのが難しい区間であるので難しいので、ここで区間下位になってしまうと、優勝争いから落ちてしまいます。青山学院は貞永選手、そして東海大学は春日選手、神奈川大学は荻野選手が走ることが予想されます。他校はここに山を走れる選手を送り出せたら、優勝争いに一気に名乗り出ることも可能です。

優勝候補の大学に関しては4区まで上手く流れて繋ぐこと、他校は5区と1区で優勝候補を引き離せるかどうか。往路優勝は、有力校全てにチャンスがあると思います。では、次回は復路に関して書きます!

全日本大学駅伝:各大学の選手II

5位東洋大学
MVP!相澤晃
出雲駅伝ではイマイチな記録でしたが、ここに来て本領発揮しましたね。あのハイスピードのレース展開で駒澤大学の片西を抑えて、区間賞。ハーフでも良い記録を持っているので長い距離になれば、もっと強さを見せるでしょう。箱根駅伝でも1区に選ばれそうです。

ルーキー賞!西山和弥
本番に粘り強く、東洋大学のスローガン、その1秒を削り出せ!というのをまさに体現しているような選手です。今後の東洋大学を引っ張る選手なので、20kmのレースにどこまで対応できるかは不安要素があるような気もしますが、箱根駅伝も楽しみです。

6位中央学院大学
MVP!大森澪
1区でスターターとして流れを作れる選手がいるので、そこは大きいですね。1区で流れを作って、そこからひたすら粘れることが出来れば、箱根駅伝も上位進出ができると思います。大森練習は安定感ある選手なので、他の選手も長い距離にしっかり対応してほしいです。

7位早稲田大学
MVP!永山博基
早稲田大学の選手の中で唯一、順位を上げました。エースとしての復活を思わせます。出雲駅伝では不調でしたが、ここで結果を出しましたね。箱根駅伝でも結果を出してほしいです。

8位帝京大学
MVP!畔上和弥
順位を上げ、区間3位と意地の走りで箱根駅伝予選会日本人一位と好走した力を見せました。箱根駅伝では、区間賞を目指して、チームを鼓舞する走りに期待したいです。

9位山梨学院大学
MVP!ドミニク・ニャイロ
ニャイロ以外の選手がボロボロの中で爆発力のある走りをしてくれました。箱根駅伝では上田選手の走りで1区で良い走りをしてもらい、2区で他校を突き放してほしいですね。なんだかんだで安定感もあり、頼れる大エース。彼の爆発力を活かして走ってほしいです。

10位法政大学
MVP!佐藤敏也
今年の箱根駅伝で見事な箱根駅伝デビューを果たした彼が地力を見せつけ、区間2位と区間賞まで、あと一歩という順位を叩き出し、平地でも強さを見せつけました。箱根駅伝では6区で日体大の秋山選手には抜かれつつも順位を上げてシード権獲得に貢献しました。区間新記録も期待できるほど下りに適性があるので、彼の爆発力と他の選手の安定感が箱根駅伝では鍵になります。

11位国学院大学
MVP!浦野雄平
1区で青山学院、東海大学の優勝候補よりも前に立ち、シード権を狙える良い位置で始まりますが、なかなか上手くはいかず、なかなか順位も上がらずでしたが、スタートでハイスピードにもついていける選手がいるのは強みです。彼をどこまで活かせるでしょうか。

12位順天堂大学
MVP!塩尻和也
さっきから書いてて思うんですけど、漢字は違うけどカズヤって名前多くないですか?この世代にはカズヤ人気なんですかね?まあ、そのカズヤでも1番強いのが塩尻選手。オリンピアンの意地を見ましたね。流れを変えられる走りは見事ですが、とにかくスターターが見つかりません。いっそ、栃木くんを使うのも良いんじゃないですか?1区に向いてるかどうかは微妙ですが…。

13位城西大学
MVP!菅真大
並み居るエースを抑えて区間賞。一気にエースへの道を駆け上がりましたね。箱根駅伝でも今回のような走りをしてくれるのを楽しみにしています。

14位大東文化大学
MVPを探してみましたが、見つかりませんでした。エースというよりは、全体の底上げが必要だと思います。まあ今回は箱根駅伝予選会後ということもあるので箱根駅伝にピークを合わせてくるのではないのでしょうか。

15位明治大学
MVP!阿部弘輝
1区から厳しい展開になりエースの坂口選手も失速を悪い流れを断ち切ることを出来ませんでしたが、阿部が執念の走りで区間新記録を出します。箱根駅伝予選会では結果を出せませんでしたが、ここで力を出しました。明治大学のエースとして、ここから明治大学復活を担ってほしいですね。


以上、関東地区の各校のMVP!を書かせてもらいました。次回は私の中の箱根駅伝で優勝してほしい2校、シード権を取ってほしい2校を書いていきたいと思います。

全日本大学駅伝:各大学の選手

どんだけ全日本大学駅伝を引きずってるんだよ!という感じですが、書きたいことがまだあるので書きたいと思います!!

1位神奈川大学
MVP!鈴木健
圧巻の走りで勝利した健吾選手。7区まで先頭と引き離されること無く走りきり、エースに繋げ、その期待に答えたのは凄いですね。去年の青山学院の大エース一色よりも速いタイムというのは、去年の全日本大学駅伝で走ってたら、どんな風になってたのかと思ってしまいますね。箱根駅伝での走りが楽しみです。

一皮向けた賞!越川堅太
5区で区間賞。今のところ、1年生から三大駅伝で連続で出場し続けてますが、なかなか力を発揮されずにいましたが、今回で本領発揮しましたね。ただ彼が箱根駅伝でも快走することが神奈川大学が優勝する必須条件ですね。


2位東海大学
MVP!館澤亨次
館澤選手が2年連続の区間賞!実は彼、今年の箱根駅伝以外は区間2位以内をキープ。ただ昨年と出雲駅伝全日本大学駅伝も同じ結果になっているのですが、箱根駅伝だけは同じ区間で走ることはないと思うので、本領発揮してくれることを願います。

ルーキー賞!塩澤稀夕
黄金世代の二年生の背中を追う、スーパールーキー塩澤。今回の全日本大学駅伝では区間5位という成績ですが、はっきり言って上出来です。エース区間ですし、彼より区間上位の選手は各校のエース。しかも、あの青山学院の田村に追いつかれても最後引き離す走りは見事でした。個人的には、彼が黄金世代の誰よりも速く強いエースになってほしいと思っています。そうすれば、繋ぎの区間で黄金世代を使えるので良いと思います。意外と箱根駅伝2区も良いかもしれないですね…。

3位青山学院大学
MVP!田村和希
並み居る各校のエースを抑えて、区間賞。青山学院のエースは田村和希で良いのではないのですかね。彼は勢いがあり、流れを変えられますが、後半に弱いのが心配です。箱根駅伝で2区を走れば、神奈川大学鈴木健吾にも負けない走りをしてくれると思うのですが、暑さに弱いので少し厳しいですよね。今の青山学院では流石に彼を復路に回す余裕は無いと思います。彼の走りが箱根駅伝の結果を左右しそうです。

安定してるで賞!森田歩希
出雲駅伝ではメンバーから外されましたが、全日本大学駅伝では強さを見せました。4区終了時点では、優勝を狙える位置まで持ってきました。彼の抜群の安定感はチームを救います。箱根駅伝でも、昨年同様の力を見せてほしいです。

4位駒澤大学
MVP!片西景
ユニバーシアードハーフマラソン金メダリストの底力を見せてもらった感じがします!ただ、最後のラストスパートで競り負けたのは残念ですね。箱根駅伝でも1区に起用されそうです。彼が1区にいて、序盤に流れを作れれば往路優勝も見えてくるかもしれません。

成長が楽しみで賞!中村大聖
6区で区間賞を取った堀合選手ではなく、あえて中村選手にしました。1年次、この世代は誰も大学駅伝を走れず心配しましたが、中村選手が区間5位と健闘。今後の箱根駅伝に繋がる良い走りでした。これからの駒澤大学を引っ張ってほしいですね。

と、4位まで書いてみました。5位以降は次回に書きます!!