大学駅伝、応援する会

いろいろなこと語ってます

全日本大学駅伝〜11位から15位〜

11位 国学院大学
1区の出だしは有力校に食らいつき、良い出だしから始まりました。しかし2区以降、5区の臼井選手以外は区間二桁に沈み、なかなか流れを変えられず、この順位になりました。箱根駅伝の予選会もあまり良いとは言い切れない結果だったので、ここからどれだけ伸ばせるか見ものですね。

12位 順天堂大学
まさかまさかの12位に沈んだのは順天堂大学。1区の橋本選手は出雲駅伝で好調だったのにも関わらず、まさかの区間23位という位置での襷渡し。2区の塩尻選手で怒涛の13人抜きを果たすも、その後は安定した区間順位でつなぐも流れを変えるというところまでいきませんでした。絶対的エースがいるのは心強いですが、とにかくスターターが見つからなくては上位進出は望めません。せめて、上位で粘れる選手が必要不可欠です。

13位 城西大学
1区から出遅れ、厳しい展開となります。しかし並み居るエースを抑えて菅選手が4区で区間賞。5区以降はいい流れを作りますが、8区服部選手が失速。3つ順位を落とす結果になります。箱根駅伝のシード権争いは少し厳しいでしょうか…。

14位 大東文化大学
予選会では好調をアピールしていた大東文化大学。しかし1区の川澄選手が区間20位という厳しい位置からのスタート。その後も全員が区間二桁と巻き返すことなく見せ場も作れず終えてしまいました。昨年は全日本大学駅伝よりは箱根駅伝の方が躍動していたイメージがあるので、また持ち直してほしいです。

15位 明治大学
まさかの箱根駅伝予選会敗退という衝撃から抜け出したかった明治大学ですが、1区の南選手が遅れ、2区のエース坂口選手までも失速。そこからひとつずつ順位を上げ、7区の阿部選手が魂の走りで区間新記録。しかし、関東最下位からは抜け出せず、この順位でした。この結果をみると予選会の結果も妥当かなと思わざるをえません。来シーズンに期待したいですね。



1区から出遅れてしまい、挽回しきれずに順位を上げられなかったチームが下位に下がっていってしまったという印象がありますね。明治大学以外は箱根駅伝での上位進出に期待です。ただ、順天堂大学以外は箱根駅伝予選会の影響もありピーキングが難しかったとおもうので、やはり今後の状態次第では箱根駅伝でのシード権も狙えると思います。あと、出雲駅伝で調子の良かった選手(東海大学は鬼塚、關、青山学院は下田、駒澤大学は下、順天堂大学は橋本)などが全日本大学駅伝では調子が悪く、出雲駅伝で悪かった(駒澤大学は片西、早稲田大学は永山、東洋大学は渡邊、相澤、神奈川大学は越川)などが全日本大学駅伝では良かったのが印象的でした。下田選手はマメの影響なので原因がはっきりしてますが、他の選手はなんですかね?気の持ちようのところが大きいと思いますが。プレッシャーがあまり無い方が良さそうです。そういう意味では箱根駅伝神奈川大学は不利ですね。いきなり王者になってしまったので。あと、出雲駅伝全日本大学駅伝の優勝校が異なりましたが、もし箱根駅伝で、神奈川大学東海大学以外の大学が優勝するとなると、2012年度以来となる三大駅伝、全部別の学校が優勝するということになります。なかなか昨今は三強(駒澤大学東洋大学青山学院大学)を崩すということが出来ていませんでしたが、ここにきて一気に形成が変わりました。今年の箱根駅伝駒澤大学東洋大学青山学院大学神奈川大学東海大学の五校が優勝候補だと思います。ここに割って入れる可能性があるのは中央学院大学順天堂大学山梨学院大学早稲田大学まで、ですかね。ただ、順天堂大学山梨学院大学全日本大学駅伝では良くない結果だったので、なんとか箱根駅伝で挽回してほしいです。以前書いた通り、山登りで区間上位で走れる選手を送り出せたチームが往路優勝すると思います。その点だけでいえば早稲田大学中央学院が有利ですかね。優勝争いは、流れに乗り、ミス無く走りきったチームが優勝すると思います。シード権争いは流れの作れなかったチームと箱根駅伝予選会の上位チームだと思います。予選会5位の国学院大学くらいまでがシード権争いに入れるかな…?はっきりいって、運や気候でだいぶ順位が左右されそうなので、予想がつきませんね。

では次回は、全日本大学駅伝での各大学のMVP、期待賞を書いていきたいと思います。

全日本大学駅伝について 〜5位から10位〜

さて、続きます!
5位に入ったのは東洋大学。5区終了時点では首位に立っていたのですが、6区で抜かされてからはズルズルと順位を下げます。ただ、1年生の西山選手と吉川選手が快走し、エースの山本選手も後続と引き離し、収穫のあるレースでした。ただ、小笹選手にはもう少し頑張って欲しかったかなと思います。四年生のいない中でレースの主導権を前半握っていたので、主力の四年生が戻ってきたら非常に面白いチームになりそうですね。

2区に登録された横川選手が故障のため、出走が出来ずにいたのでシード権争いになることは予想していましたが、4区の高砂選手以外は区間一桁。特に1区で大森選手が良い位置で渡したのが、流れを作ったかなと思います。箱根駅伝では長い距離ですが、むしろ長い距離で力を発揮するチームですし、他の大学は山で苦戦しそうですが、昨年、山で快走した細谷選手がいる中央学院は有利ですね。往路で良い順位につければ、上位に割り込む可能性はあります。個人的には82回大会の亜細亜大学のような立ち位置のチームだと思ってます。他のチームが流れに乗れずにいたら、優勝もひょっとするかもしれません。

ん〜〜、前半はシード権確実な位置にいながらも4区の藤原選手と5区の穴倉選手の失速。ただエースの永山選手が区間3位と好調を見せたのは収穫ですかね。8区の石田選手も悪くなかったのですが、この様子を見ると今回の箱根駅伝はシード権争いになってしまいそうです。なんとか2ヶ月で持ち直してほしいと思います。ただ中央学院とは10秒差でなんとかなる数字だとは思います。あとは一人一人の粘り強さにかかってくると思います。

序盤は遅れたものの、5区で畔上が区間3位と好走します。箱根駅伝予選会で日本人一位の力のある走りはチームに勢いを与えましたね。今年の箱根駅伝も11位とシードを落としましたが、去年よりは順位を上げているので、なんとか箱根駅伝ではシード権獲得を目指して頑張って欲しいです。

1区の上田選手が流れを作ることが出来ず、ズルズルと後退。ニャイロ選手は区間賞でしたが、それ以外の選手は区間二桁という成績。上田選手が流れを作れれば上位も狙えるチームだと思うので、気を引き締めて箱根駅伝では上位争いしてほしいです。

10位法政大学
土井選手が序盤遅れてしまいますが、2区の坂東選手、3区の佐藤選手が好走し、シード権争いに加わりますが、最終区で粘りきれず10位。ただ、佐藤選手が調子良さそうなのが収穫ですね。今年の箱根駅でも総合力を持って戦えば2年連続シード権も見えてきます。


とりあえず10位まで書きました。11位以降については次回書きたいと思います。シード権を取ったチームは前半に力のある選手が多かったのが印象的ですね。1区で出遅れないというのが必要だったかなと思います。ただ、箱根駅伝のシード権争いも白熱する予感です!!


全日本大学駅伝について〜1位から4位〜

今回の全日本大学駅伝、とても見応えのあるものでした!!
結果は全く予想外ではありませんでしたが、優勝候補筆頭の東海大学青山学院大学とここまで差をつけてというのに驚きました。

1位 神奈川大学
出雲駅伝では6位に沈むも、全日本大学駅伝では大エース鈴木健吾の快走。それは他の選手が最終8区まで、先頭の見える位置でつなぎ切ったというのが優勝に繋がったような気がします。神奈川大学は1区から誰一人ブレーキすることなく、先頭の見える位置をキープし続けました。特に1区の山藤選手は昨年の借りを返せましたし、5区の越川選手は見事な走りをしてくれました。箱根駅伝に関しては山登りの選手が見つかることが急務ですが、登りさえ克服すれば、自ずと往路優勝、そして総合優勝も見えてくるのではないのでしょうか。大エース鈴木健吾という大きな柱を中心にチームが仕上がってきてますね。

2位東海大学
出雲駅伝で優勝したことで、全日本大学駅伝でも優勝候補筆頭といわれた中での2位という結果。ただ収穫のあるレースだったように思います。まずは予想外の1区。鬼塚選手が終盤遅れて、まさかの1位と38秒差という結果に終わります。ここでせめて、先頭と10秒差であれば、東海大学に優勝の流れが引き寄せられていたかもしれません。2区は1年生の塩澤選手。エースがこぞって集まるこの区間ですが、地元の声を背にひた走ります。一度は青山学院の田村選手に追いつかれますが、最後の渾身のラストスパートで引き離し、5位に躍り出ます。原監督が試合前に各区間ごとの終盤戦で必ず先行したいということを言ってましたが、残念ながら、それを実行していったのは東海大学。青山学院の田村選手はラストで抜かすことは出来ませんでした。結果、塩澤選手は区間5位。エース区間で1年生ということを考えると本人としては満足してないようでしたが、合格点ではあると思います。今後に期待が持てる良い結果でした。3区の館澤選手は文句なしの区間賞。ここでぐいぐい順位を上げ、青山学院を引き離し2位に躍り出ます。昨年も3区で快走していましたし、ここで2度目の区間賞ということになりました。4区の關選手。ここが勝負の分かれ目だったように思います。せめて、ここで先頭の東洋大に追いつき、後ろを引き離せていたらと思います。ここでの關の苦戦が後々まで響きました。やはり今の大学駅伝ではエースがしっかりと役割を果たし、走ることが大事になるんだと思います。5区の港谷選手は越川選手には抜かされるも区間2位と好走。復帰戦で良いアピールが出来たのでは無いのでしょうか。ここで東洋大との差を詰め、青山学院との差を広げます。6区の国行選手で僅か1秒差ながらも、先頭に立ちます。そして、国行選手も僅か1秒差で区間賞を取り逃がします。7区の三上選手は抜群の安定感で少しずつ後続との差を広げます。惜しくも区間2位でしたが、神奈川大学とは僅か17秒差。もう、この時点で勝負は決まっていました。8区の川端選手は好走するも、17秒差を守ることができず、それどころか1分以上の差をつけられてしまうことに。ただ、川端選手は区間3位で唯一の58分台。ここまで好走しての結果なので、川端選手にはあっぱれです。後半の4区間は全員区間3位以内。このことを考えると關と鬼塚の本来の実力通り走れなかったのが、もったいないですね。あそこで流れを作っていれば優勝することもできたでしょう。ただ、両角監督の采配は合っていたと思います。やはりダブルエースの力不足が原因ですね。上級生が全員、好走したのでとても悔やまれます。

3位青山学院大学
最初に言っておきます。完全に監督の采配ミスです。最早それ以上に言う言葉はありません。期待に応えきれず、四年生の力がかみ合わなかったなどという要因がありますが、采配がしっかりハマっていれば、優勝は出来たと思います。ただ1区で全てが終わってしまいましたね。ここで1分以上遅れるのは監督も予想外だったと思います。ライバルの東海大学も遅れますが、東海大学とも40秒以上の差。ここで青山学院が先頭にいたら、結果は違ったかと思います。2区の田村選手は見事な走りでしたが、前述した通り、途中、東海大学に追いつきながらも最後離されてしまったのは残念です。3区の梶谷選手は区間4位と粘りますが、東海大学に引き離されます。4区の森田選手は見事な追い上げを見せて、東海大学に近づき、3位にまで順位を上げます。そして5区の下田選手。ここで下田選手が本来の力通りの走りが出来なかったことが悔やまれます。ただ、故障明けのエースを使わなきゃいけないチーム状況なのですかね…、青山学院は。そこが心配です。6区の竹石選手は区間4位と上々の走りでしたが、東海大学を詰めることは出来ませんでした。7区の小野田選手も頑張りますが、なかなか前とは詰まらず、アンカー鈴木選手へ。鈴木選手も区間4位と復帰戦で堂々の結果でしたが、神奈川大学とも東海大学とも離され、チームは3番に。一度も先頭争いにくい込むことは出来ませんでしたし、東海大学に先行して襷を渡すことすら出来ず、見せ場がほとんどありませんでした。この結果はチームに、どう影響するのかは分かりません。ただ、いまの青山学院の状況では箱根駅伝で優勝するのも厳しくなってきました。チーム状況はここ3年の中で一番厳しい結果になりました。神野世代と言われる2015年度から大学駅伝では2位以内をキープしてきた青山学院。そして、もうひとつ良くないことを言うと、去年の出雲駅伝2位、全日本大学駅伝3位は山梨学院です。そう、山梨学院は箱根駅伝で惨敗しています…。もちろん、シード落ちはないでしょうが、ただ、近年で1番厳しい結果になる可能性はあります。出雲駅伝全日本大学駅伝ともに原監督の采配ミスが素人から見ても感じ取られます。なんというか、意表を突いた区間配置をしてミスしてるところがありますね。箱根駅伝では、どのうような勝負をするつもりでしょうか。

4位駒澤大学
駒澤大学は1区片西選手、2区工藤選手のダブルエースを持ってきました。片西選手は先頭と1秒差で上々の滑り出しでしたが、2区の工藤選手が少し期待外れだったかな?と感じました。ここでもっと好走してくれていれば、目標の3位以内も見えていたと思います。3区物江選手が区間6位、4区下選手が区間7位。物江選手は合格点ではありますが、下選手には片西選手と来シーズンダブルエースとして引っ張ってもらいたいので、もう少し結果を出して欲しかったですかね。5区の加藤選手が区間7位。出雲駅伝での雪辱を晴らすことは出来ませんでしたが、合格点ではあると思います。(大八木監督はもっと上を目指していたとは思いますが(笑))6区の堀合選手の区間賞は見事です。ここで東洋大を抜かしきれなかったのは残念ですが…。7区の中村選手は初の大学駅伝。実は駒澤大学は、このいまの2年生を起用するのは初めて。なのでちょっと谷間の世代になってしまうのか?と思ってましたが、区間5位と健闘しましたね。これからの駒澤大学を引っ張ってほしいです。そして、8区はもう一人の2年生、山下選手。59分台前半ながらの区間7位。ただ、3位の青山学院とは約30秒差くらいだったので、それぞれがもう少し前を追っていたら青山崩しもいけたかなって思います。ただ、箱根駅伝では山登りの大塚選手が卒業し、山下りで走れる選手も見つかってないので、そこが課題ですね。山で上位に走れる選手が見つかったら、優勝も見えますね。

とりあえず、4位まで書かせてもらいます。次の記事では5位以降のチーム、要はシード権争いに関して書きたいと思います。
今回の優勝争いに関しては、神奈川大学が8区に鈴木選手を置けた時点で勝ちでしたね。ここで4区に鈴木健吾選手だったら、東海大学の方に分がありました。シード権争いをするんだったら、4区鈴木健吾選手のほうが安全だと思いますが、虎視眈々と優勝を狙ってましたね。ただ、全体の総合力としては東海大学の方が上だったと思います。区間5位以内の選手が6人。そのうち4人が区間2位以内。本当に關選手と鬼塚選手が好走してれば、8区でもう少し粘れたんじゃないでしょうか。ただ、上級生が意地を見せ、良い流れではありましたし、出だしで遅れながら終盤までトップを走っていたので、長い距離に対しての不安はそんなに感じられませんでした。青山学院は一度も優勝争いに入れず、ちぐはぐな展開でした。出雲駅伝から悪い流れが続いています。正直、区間3位、4位の選手が続いていたのを見ると、この順位は妥当かなと感じます。確実に隙がなかった神奈川大学はとにかくとしても、東海大学には隙があったのにも関わらず、そこに割って入れなかったのはチームとしての弱さが露呈してしまいました。原監督の采配ミスもありますが、期待に応えられない選手たちにも弱さがありますし、やはり流れを変えられるエースが田村選手しかいないのが課題ですね。駒澤大学は3位以内を目標にしたうえでの4位。青山学院に30秒と迫るところまで来ました。まだ本調子じゃないなぁっていう選手も多くいたので箱根駅伝が非常に楽しみです。混戦模様の大学駅伝ですが、箱根駅伝に関していえば、山の神…までいかなくても、山を登れる選手、山で上位にいける選手が優勝するのではないのでしょうか。あと、個人的に提案ですが、神奈川大学が往路優勝する手段の1つとしては、山登りを鈴木健吾選手にさせるのが良いかなって…。上位校が山を得意としてる選手が少ないので、ここで勝負をかけるのも面白いと思います。2区に関しては、ある程度力のある選手を配置すれば、大幅に遅れることはないような気がします。それにしても全区間区間賞を取ったのが違う選手ということらしいので、本当に戦国駅伝ですね。そして、青山学院の黄金時代は完全に終わりを告げました。これは、箱根駅伝で優勝すると仮定してもです。

長々と書きましたが、ますます大学駅伝楽しみになってきましたーー!

東海大学、優勝!!!

はい!!東海大学優勝おめでとうございます!!

とにかく順位予想外れまくりましたね笑

ある意味、外れて嬉しいですね!

青山学院の黄金時代が、ひとつ終わりを迎えたような感じがしますね…。

昨年も東海大学は優勝候補でしたが、5区で逆転を許してしまいましたが、今年は大差での優勝…!やはり流石ですね。黄金世代の2年生と呼ばれていますが、2年生の強い選手がゾロッと入部して黄金世代となりましたが、これは、どの学年でも言える訳ではありません。2015年の都大路1区の記録、そして5000mのタイムが例年よりも良かった。そういう特別速い世代の上位組が入ったからこその黄金世代ですからね。やはり、彼らの強さは化け物級です。

全日本大学駅伝箱根駅伝も優勝争いに東海大学、絡みそうですが、やはり、この2つの駅伝に関しては青山学院大学が獲りそうな感じがしますが、東海大学が粘っていってほしいですね!

今回の出雲駅伝を1区から振り返りましょう!

1区、ここで勝負はほとんど決まってしまったような気がします。1区で阪口選手が青山学院の梶谷選手を38秒も突き放し、振り切ったというのが凄いです!阪口選手が前に出て、神奈川大学の山藤選手とは僅差でしたが、他の大学を引き離すラストスパートは見事でした。そして、岐阜経済大学の選手…。本当にあの状況でカメラを映すだけという某テレビ局には怒りを覚えます。監督車もないので監督も何も出来ないというが辛いですね。

2区の繋ぎの区間であるにも関わらず強い選手を置いた青山学院と東海大学が強さを見せましたね。とくに青山学院の田村選手が、あの気候の中で区間新記録を塗り替える走りは本当に圧巻でしたね…!!

そして、エース区間3区に青山学院の下田選手と順天堂大学塩尻選手。そして、東洋の山本選手。この塩尻選手と山本選手の怒涛の追い上げは見応えがありました。ただ、下田選手が東海大学の松尾選手を引き離せ無かったのが青山学院の誤算ですね。あそこで10秒以上引き離していたら、また違った展開になっていたでしょう。

4区は、この区間に配置されることはなさそうな鬼塚選手。この区間配置ということは鬼塚選手は本調子ではない…?という見方も私を含め、多くの人が憶測していましたが、両角監督が鬼塚選手はジョーカーだと明かしていました。東海大学は3区で粘って、4区で引き離す算段で来ました。これは結構、見事な区間配置だったのではないのですか?小野田選手が、ここで14秒も引き離されてしまったという、この時点で勝負は完全に東海大学の流れへと向かっていました。

5区の三上選手と神林選手の唯一の上級生vs唯一の下級生という、この構図。青山学院は下級生は、この神林選手しかいなかったんです。逆に東海大学は唯一の上級生という…。来年度以降の出雲駅伝東海大学時代になるのでは、と予感させられますね。そして、この対決は三上選手に軍杯が上がりました。5区の終了時点で原監督は同時にスタート出来れば…と言っていましたが、38秒差というキツイ展開に。この時点で勝負は、もう着いていました。

6区は、東海大学のエース關選手と今季絶好調の橋詰選手。關選手は今季28分23秒の自己ベストの更新があり、好調を見せていました。ただ、前半二キロ過ぎで關選手は15秒まで詰められます。關選手が想像以上に遅いスピードだったので、まさかの逆転か!?と思ったのですが、出雲大社の前で關選手がスピードを上げると橋詰選手は着いてこれず、最終的には歴代2位の大差、1分31秒差をつけてゴール。この結果を見ると全日本大学駅伝も楽しみになってきました!!僅差ではなく、大差で青山学院に勝利したというのは結構大きいですね!今後が楽しみになってきました!!

アンカーの關選手という安心感、そして鬼塚選手と阪口選手の走りが優勝を呼んだのでしょう。今回の駅伝で一番感じたのは流れですね。流れを呼び寄せられたチームが優勝するのだと改めて感じました。今後は流れを作れるチームが勝つのではないかと思います!実力が拮抗して、青山学院一強時代から、戦国駅伝の時代に突入してきそうな予感がします!!!


出雲駅伝、直前予想

さぁ!やってまいりました、出雲駅伝!!

学駅伝初戦ですね!

私はついに夢にまで箱根駅伝が出てしまいました…!本当に楽しみです!

さて、今年の出雲駅伝区間エントリーが発表されました!f:id:yumeno1214:20171009110325p:plain


こんな感じです!

優勝候補筆頭の青山学院は、

1区→梶谷選手

2区→田村選手

3区→下田選手

4区→小野田選手

5区→神林選手

6区→橋詰選手


いや、何が予想外かって、6区の橋詰選手ですね!まさかの初大学駅伝でアンカーという大役!!

逆転の出雲とまで言われる、この駅伝で青山学院は前半勝負の布陣でやってきました!ただ、前半はダブルエースで盤石の体制ですが、後半も小野田選手と橋詰選手の調子の良い2人を持ってきました。今年安定して、レースをほとんど外してない2人ですね。後半にも安定感ある2人ということで、やはり王者は抜け目無いですね…。流石です。

1区の梶谷選手も箱根同様、トップから離されなければ優勝は見えてきます!!


そして、王者青山学院のライバル筆頭の東海大学は、

1区→阪口選手

2区→館澤選手

3区→松尾選手

4区→鬼塚選手

5区→三上選手

6区→關選手


2年生を5人持ってきましたね。やはり黄金世代の勢いが必須になるでしょう。阪口選手が1区で青山学院を先行、できれば10秒以上、差をつければ館澤選手が昨年の出雲同様粘り、3区の松尾選手が引き離されても、下田選手に食らいつき、4区鬼塚選手が逆転し、5区の三上選手が少しでも引き離し、6区の關選手が完全に引き離す…みたいな理想の走りが出来れば優勝できるような気がします。

東海大学が一番の推し大学なのですが、前半区間で、どれだけ粘れるか、そして關選手がどれだけ引き離せるのか。つなぎの区間である4区に鬼塚選手を送り出すというのが、不調だからなのか、それとも好調で、あえてこうなのか。ここも勝負の分け目だと思います。

5000mの平均タイムがトップの東海大学!ここで勝負出来なければ、黄金時代の到来は無いと言い切られてしまいます。



ということで、あと1時間半で始まりますが、順位予想をさせていただきます!



1位→青山学院大学

2位→東海大学

3位→中央学院大学

4位→神奈川大学

5位→日本体育大学

6位→駒沢大学

7位→早稲田大学

8位→順天堂大学

9位→東洋大学

10位→法政大学


こんな感じで予想させていただきました!

優勝は青山学院かな、と思います。

ただ、ここで青山学院に出雲を勝たせてしまうと2年連続三冠になってしまうので、他の大学に頑張ってほしいです…。ほんとうに…!

しかし、青山学院の選手層の厚さは異様です。まあ、東海大学も負けていないですが。

この出雲駅伝が今年の大学駅伝の今後が分かる大事な大会です!!

優勝校だけでなく、2位以下の順位も注目したいですね!

男子大学長距離界のお話

箱根駅伝で2年前に堂々の完全優勝を果たし、一気にその名を轟かせ、今年は大学駅伝三冠、箱根駅伝3連覇した青山学院大学

さてはて。今年は一体どうなのか?

そんなことを考えてます笑


今年度の青山学院は大学駅伝三冠を取れるかどうかは別として、箱根駅伝に関しては優勝する可能性が高いかなぁと思います。

ただ、今年までは余裕がある気がしますが、その後は厳しいような気もします。

実は先日行われた大学生個人選手権を見に行ったんですが、青山学院は5000mで相当な人数を出していました。3分の2以上は青山学院の生徒さんだったので、青山学院の選手の誰かが優勝するかな?と思っていました。

しかし、5000m1組は東洋大学の中村選手が優勝。

そして、5000m2組は箱根駅伝出場選手がこぞって参加していましたが、その中で東海大2年の坂口選手が優勝しました。

中盤まで団子状態でレースが進み、その中で途中、青山学院の田村和希選手が飛び出しますが、青山学院の小野田選手、橋詰選手、東海の坂口選手が前に出て、徐々に田村選手が遅れ始め、東海の館沢選手にも交わされてしまいます。一方、先頭では三選手が優勝争い。橋詰選手がゴール直前まで引っ張っていましたが、最後の最後に坂口選手が前に出て優勝。実は今回のレース、東海大は關選手、鬼塚選手、松尾選手など有力候補が出れなかったんです。私は出場した選手の中では館澤選手が好走するかなと思ってました。前日の1500mで優勝していたので。しかし、坂口選手は凄かった。青山学院の今季、好調を保ち続けている2人を先行したのだから。

東海大の2年生といえば、關選手、鬼塚選手、館澤選手でしたが、坂口選手も存在感を示しましたね!やはりアメリカ留学の成果ですかね?

今年の大学駅伝で優勝候補は

出雲駅伝東海大、青山学院、

全日本大学駅伝→青山学院、山梨学院、

箱根駅伝→青山学院、順天堂大学駒沢大学


一応、こんな感じかな…。

出雲駅伝はスピード力では青山学院より東海大の選手の方があるような気がします。特に昨年の出雲駅伝東海大は5区までは先行していましたし、最終区まではいい流れでした。今年の青山学院には最後に一色のような絶対的なエースがいないと考えると、東海大の優勝は見えてくるかな。あとは山梨学院です。昨年の出雲駅伝全日本大学駅伝で強さを見せましたが、箱根駅伝では、まさかのシード落ち…。出雲駅伝で優勝候補かなとか思ったんですけど、箱根駅伝の予選会が控えてるので、優勝候補から外しました。ただ、今年は昨年以上に接戦になると予想できます!

全日本大学駅伝は青山学院以外、あまり浮かばなかったんですが、一応ここで山梨学院を。ニャイロ選手がアンカーにいるので、下級生がしっかり走れれば、優勝はあるかな、と。そして、箱根駅伝ですが、駒沢大学に関しては、ハーフの記録が良い選手が多く、立川ハーフでも、2、3、4位と上位独占していましたので、長い距離に強いと思いますし、今年の三年生が力をつけてきてるので、ますます勢いがあります。順天堂大学はエース塩尻選手が上級生に上がり、今まで以上にまとまりのあるチームになると思います。それぞれの学年に強さを持つ選手がおり、バランスの取れたチームだと思います。個人的には東海大推したいのですが、エース格の選手たちがまだ2年生なので、箱根駅伝で優勝争いに食い込むのは来年度以降かなといった感じです。


ただ、箱根駅伝に関して言えば、3連覇したチームは必ず4連覇してます。

…そう、このジンクス通り行けば、来年度も青山学院の優勝です。ただ、それではファンとしても、他のチームの選手、関係者からしても面白くありません!なので、このジンクスを崩すような強力なライバルが現れて欲しいです。