大学駅伝、応援する会

いろいろなこと語ってます

全日本大学駅伝〜11位から15位〜

11位 国学院大学
1区の出だしは有力校に食らいつき、良い出だしから始まりました。しかし2区以降、5区の臼井選手以外は区間二桁に沈み、なかなか流れを変えられず、この順位になりました。箱根駅伝の予選会もあまり良いとは言い切れない結果だったので、ここからどれだけ伸ばせるか見ものですね。

12位 順天堂大学
まさかまさかの12位に沈んだのは順天堂大学。1区の橋本選手は出雲駅伝で好調だったのにも関わらず、まさかの区間23位という位置での襷渡し。2区の塩尻選手で怒涛の13人抜きを果たすも、その後は安定した区間順位でつなぐも流れを変えるというところまでいきませんでした。絶対的エースがいるのは心強いですが、とにかくスターターが見つからなくては上位進出は望めません。せめて、上位で粘れる選手が必要不可欠です。

13位 城西大学
1区から出遅れ、厳しい展開となります。しかし並み居るエースを抑えて菅選手が4区で区間賞。5区以降はいい流れを作りますが、8区服部選手が失速。3つ順位を落とす結果になります。箱根駅伝のシード権争いは少し厳しいでしょうか…。

14位 大東文化大学
予選会では好調をアピールしていた大東文化大学。しかし1区の川澄選手が区間20位という厳しい位置からのスタート。その後も全員が区間二桁と巻き返すことなく見せ場も作れず終えてしまいました。昨年は全日本大学駅伝よりは箱根駅伝の方が躍動していたイメージがあるので、また持ち直してほしいです。

15位 明治大学
まさかの箱根駅伝予選会敗退という衝撃から抜け出したかった明治大学ですが、1区の南選手が遅れ、2区のエース坂口選手までも失速。そこからひとつずつ順位を上げ、7区の阿部選手が魂の走りで区間新記録。しかし、関東最下位からは抜け出せず、この順位でした。この結果をみると予選会の結果も妥当かなと思わざるをえません。来シーズンに期待したいですね。



1区から出遅れてしまい、挽回しきれずに順位を上げられなかったチームが下位に下がっていってしまったという印象がありますね。明治大学以外は箱根駅伝での上位進出に期待です。ただ、順天堂大学以外は箱根駅伝予選会の影響もありピーキングが難しかったとおもうので、やはり今後の状態次第では箱根駅伝でのシード権も狙えると思います。あと、出雲駅伝で調子の良かった選手(東海大学は鬼塚、關、青山学院は下田、駒澤大学は下、順天堂大学は橋本)などが全日本大学駅伝では調子が悪く、出雲駅伝で悪かった(駒澤大学は片西、早稲田大学は永山、東洋大学は渡邊、相澤、神奈川大学は越川)などが全日本大学駅伝では良かったのが印象的でした。下田選手はマメの影響なので原因がはっきりしてますが、他の選手はなんですかね?気の持ちようのところが大きいと思いますが。プレッシャーがあまり無い方が良さそうです。そういう意味では箱根駅伝神奈川大学は不利ですね。いきなり王者になってしまったので。あと、出雲駅伝全日本大学駅伝の優勝校が異なりましたが、もし箱根駅伝で、神奈川大学東海大学以外の大学が優勝するとなると、2012年度以来となる三大駅伝、全部別の学校が優勝するということになります。なかなか昨今は三強(駒澤大学東洋大学青山学院大学)を崩すということが出来ていませんでしたが、ここにきて一気に形成が変わりました。今年の箱根駅伝駒澤大学東洋大学青山学院大学神奈川大学東海大学の五校が優勝候補だと思います。ここに割って入れる可能性があるのは中央学院大学順天堂大学山梨学院大学早稲田大学まで、ですかね。ただ、順天堂大学山梨学院大学全日本大学駅伝では良くない結果だったので、なんとか箱根駅伝で挽回してほしいです。以前書いた通り、山登りで区間上位で走れる選手を送り出せたチームが往路優勝すると思います。その点だけでいえば早稲田大学中央学院が有利ですかね。優勝争いは、流れに乗り、ミス無く走りきったチームが優勝すると思います。シード権争いは流れの作れなかったチームと箱根駅伝予選会の上位チームだと思います。予選会5位の国学院大学くらいまでがシード権争いに入れるかな…?はっきりいって、運や気候でだいぶ順位が左右されそうなので、予想がつきませんね。

では次回は、全日本大学駅伝での各大学のMVP、期待賞を書いていきたいと思います。